【書評】「ブチ抜く力」徹底した短期集中コミットでライバルには真似できない存在になれる。

ブチ抜く力

短期集中、これこそが誰にも真似できない存在になるための方法である。「ブチ抜く力」与沢翼(著)について読了したため、感想を交えながら内容について解説していきます。

・仮想通貨で1億3500万円を3ヶ月で27億円にする

・2ヶ月で-22kgのダイエットに成功

本書は、上記例のような誰にも真似できないくらい圧倒的な結果を最短最速で出すことで、唯一無二な存在になれる法則が書かれております。

「最短最速で圧倒的な結果を出す」これがブチ抜くための基本の法則

与沢翼さんは、とにかく1つの事に絞り、そのことだけにフォーカスして短期間で圧倒的な結果を出すことがブチ抜く力の基本だと述べています。なぜこれがブチ抜く力となるのか、理由は3つあります。

理由1:短期集中にすることで継続力や意志の力を必要としない

理由2:結果が早くわかるので正しい方法に最速でたどり着ける

理由3:ブチ抜く存在、つまり希少価値がある

それから何を短期集中すればよいのか?について徹底的に調べ上げるという事前準備も重要となります。本書ではセンターピンをつかめというふうに表現されております。これはボーリングのセンターピン(1番ピン)のことを示しており、センターピンさえ倒せば残りのピンは雪崩式に倒れていくということを表しています。つまりこれだけ抑えれば他のことも達成できるという方法をしっかり選択することが大切になってきます。

センターピンを捉える具体的方法として一人ツッコミが紹介されております。これは自分がセンターピンだと考えた方法に対して、どの角度からツッコミが入っても自分の論理を説明できるようになれということです。自分自身が本当に信じることのできる方法でなければ全力コミットすることさえできません。そのためにもしっかり一人ツッコミで理論武装することが必要となります。

そしてセンターピンを設定したら3週間は徹底的に努力してください。なぜ3週間なのかというと習慣化するに必要な日数だからです。とりあえず3週間の継続ができれば、あとは毎日何も考えずにできるようになるということなのです。だからこそキツくても3週間だけやってみましょう。

一石五鳥くらい利益になることを選べ

何についてコミットするか対象を考える時に、与沢さんはとにかく利益が多いものを選ぶ必要があると書いています。1つのことで1の利益しかない人に対して、5の利益を得られると人生の成果が5倍になります。つまり人よりも5倍もの成長が見込めます。これも最短最速で結果を出すための大きな要因となります。

投資効果の高いものに時間を費やせという投資家としての一面を持っている与沢さんらしい選択方法です。

群れない。努力と責任を一人で背負う

本書では世界一の投資家であるウォーレン・バフェットを例に出しながら、群れないことがビジネスで成功するためのカギとなることが書かれてあります。

なぜ群れないことが成功の秘訣なのか?いくつか理由が書かれてありますが、一番は流されず責任を一人で負うことです。他人との接触が多ければ多いほど誘惑や影響を受け、時には邪魔されるということもあります。

また、知らぬうちに他人に頼ったり、依存してしまうことを危惧しています。一人になることで全責任を負うことになります。そうすることで競争優位になるための戦略を磨き、集中力、思考力が身につくのです。

個人的に群れないということの大切さは凄く感じています。うまく表現できませんが、自分自身と対話し、自分の内にある本音とそれを達成するためのクリエイティビティというのは孤独になった時に現れると思います。特に一人で日記を書くことということで発揮できるのでオススメです。

まとめ:実践できれば成功できるが再現性は低い。3週間死ぬ気で頑張れるという人はそこまでいない

個人的には再現性が極めて低いと感じます。おそらく3週間であったとしても継続できる人というのはそこまで多くないでしょう。3日坊主という言葉があるくらいなので、1週間すら持たない人が多くいると思います。つまり最低3週間くらいは継続できる力を備えなければなりません。

また、大半を占めるサラリーマンにとっては仕事以外のことにコミットするということがとても大変ではあると思います。短期的にコミットすることが簡単のように書かれてありますが、仕事以外に数時間別のことに時間を費やすことの大変さはブログや発信活動を通して感じます。

やはりそれだけ努力ができるストイックな与沢さんの能力がいかに凄いかということです。いや、しかしブチ抜く存在になるにはこれくらいの努力ができるようにならないといけないという指標にもなります。読むだけでモチベーションの上がる1冊となっていました。