【書評】働き方1.9:狙って当たらない。行動と発信が全てだ!

働き方1.9 書評

ヒロシです、、、でおなじみの芸人ヒロシがYoutuberとしてソロキャンプで復活した後に書いた働き方1.9という本を紹介していく

伝えたいことこれだけだ

「とにかく好きなことをして、それを情報発信しよう!狙って当たるものなどない」

勇気が湧いてくる1冊で、自分が心に響いた部分を抜粋してお話ししていく

決定権を持つことが自分にとって大事だった

僕は仕事が楽しくなくてやめたいと思ったことがたくさんある

しかし、全てが楽しくないか?と言われるとそうでもなく、残業続きでも楽しい時もあるのである

では、それは何が違うのか?

この本では、決定権が自分にあるかどうか?という点を起点にソロでやろうと言うことが書かれてある

ヒロシは人見知りで人とのコミュニケーションが苦手であり、芸能界にいたときの飲み会に行ったり、人に合わせるというのが苦痛だったという

自分の性格と似ている部分がありすごく共感した

たしかにソロだと人のしがらみもなく自分勝手にやれるからストレスも何もない

自分もブログを始めて4年近くになるのだが、更新期間が空いてきているとはいえ定期的に記事を書いている。このブログ以外にも実はいくつかブログはある

別に誰にやれと言われたわけでもなく、やりたいと思った時に書いているだけだ

一時期は毎日更新しようと自分で決めてやっていた時期もあった

土日毎日のようにカフェに行き、平日も5時起きで朝からブログを書く。見る人からすれば多忙だが、今振り返ればその時期はとても楽しかった

僕が頑固だという性格もあるが、自分に決定権があるということが人生に大切な要素だということだ

そしてそういうことを仕事にして生きていくならばとにかく発信していくということだ

種を同時並行でいくつか蒔くこと(成功は結果論)

ヒロシは2015年からソロキャンプ動画をYoutubeで発信しているが、実はYoutubeだけをやってピンポイントで当たったわけではない

バンド活動、お店の経営、英会話、地下アイドルプロデュースと様々なことに手を出して、その中でYoutubeでのソロキャンプ動画が当たったに過ぎないという

何が当たるかなどわからず、「売れるものが売れている」という結果論が答えだ

確かにYoutubeを見れば、元々は別の活動をしていたり数年前の動画がいきなりバズったりと狙って射止めた人は意外と少ないのかもしれない

そう考えれば、いろんなメディアにとにかく面白そうと首を突っ込んでやってみることが大切なのだ

とはいえ、Youtubeをやろうとすると必ず「今更やっても、、、」、「二番煎じだから、、、」ということが頭に浮かぶ

しかし、ほとんどのYoutuberは二番煎じ、三番煎じである

二番煎じがダメならば、Youtubeはヒカキンやはじめしゃちょー以外は全てダメだということになる

そんなことは気にせずに、新商品のお菓子を買うくらいの気軽な気持ちでさっさとやってしまったほうがいいのだ

真の失敗は何もやらないことだ

やりたいことがないはやってないからだ

とりあえずやってみようと言うと、でもやりたいことがわからないという人がいる

僕も昔はそうだったので気持ちはわかる

実はやっていないからわからないということに過ぎない

海外に行ったことがないのに、海外旅行が好きかどうかなどわかるはずがない

僕の話になるが、恥ずかしながら初めて海外に行ったのは27歳で、それまでは怖いというイメージが大きかった。そして外人が怖かった

そして、いざ行ってみるとストレスになることもたくさんある。特に言葉や文化の壁は想像以上にストレスだ

それでも知らない土地の雰囲気に触れたり、初めて食べるものだったりと刺激的なことが自分には合っていてすごく楽しかったのだ

何より怖かった外人がすごく優しいというのが自分にとっては大きな収穫だった

逆に大学生の頃にピアノを弾く人に憧れてキーボードを買ったことがあるが、左手が右手と連動してしまい続かなかった。何より演奏が楽しくない

こうやっていろんなことを体験した結果、DIY、キャンプ、海外旅行、ブログ、読書などが趣味として残った。そしてこれらはやったことがあるから残った

やる前から好きなことなどわからないのは当たり前なのだ

継続の先にしか成功はない

何事もとりあえずやってみようということだが、継続が必須となる

そうなったときに以下の3点が重要になってくる

  1. 完璧主義を捨てること
  2. 無理のない範囲でやること
  3. 三日坊主でも続けらる好きなことを発信すること

 

完璧主義を捨てること

僕もYoutubeに手を出したことがあるのだが、編集の大変さがしんど過ぎてすぐにやめてしまった

でも編集なんかしなくても成功している人はいるし、一眼レフなんか使わなくてもスマホ一つで十分に成功しているひとがいる

ブログだって構成考えたり、人に読んでもらうことを意識するようになってから徐々に更新しなくなっていた

完璧を求めずにYoutubeであれば、まずは撮影して編集もなしでさっさと出してしまおう

それくらいでいいのだ

無理のない範囲でやること

継続するには無理のない範囲でやることも大切である

毎日絶対投稿など制限をかけると、仕事が押してしまったときや体調が悪いときなんかにもやらないといけなくなり、その行為自体が嫌になってくる

自分に制限をかけずにしんどかったら休めるくらいでやったほうが、長期的にみると長続きするものだ

三日坊主でも続けらる好きなことを発信すること

三日坊主な自分でも続けられることはなんだろう?となると結局は好きなことになってくる

料理が好きであれば、毎日の料理を撮影してもいいし、運動が好きならトレーニングしているところを発信すればいい

発信のためにやるというのは継続という壁に阻まれるのである

まとめ:いろんなことに無理せず手を出そう

結論としては、様々なことに無理のない範囲で手を出してみようということだ

天才でない限り狙い撃ちは難しい。「売れるものが売れる」ということ真意であり、とにかく発信をやってみようということ

ダメだったらさっさと撤退すればいい

それくらいの軽い気持ちでやろうという本だ

最近は自己啓発本というのが、あまりタメにならないと思っていたが久しぶりにちょっとよかったなと思える本だったので紹介した

気になる人がいたら読んでみてほしい