どうも、サラリーマンブロガーのmasa(@masansatabasa07)です
かきしま海道をサイクリングしていたのですが、半分もいかないくらいでパンクしてしまい、歩くことになってしまいました
前回までの話を読んでいない方は、こちらからどうぞ
>>江田島のかきしま海道サイクリング!その1(注意点とグルメまとめ)
そんな最悪の状況だったからこその、とっても嬉しいこと、サイクリングでの一番の楽しみがあったので紹介していきたいと思います
メンタルを保つことが大切
もう歩いて帰るしかないことになると、頭の中から江田島を楽しむという考えは全くなくなっていました
それだけで精いっぱいです
サイクリングに来たことすら後悔しまくりました
そして徐々に後悔することばかり考えるようになってきてしまい、メンタルをやられそうでした
頭の中でポジティブな音楽を流し続け、メンタルを保つので精一杯
目はできるだけ街並みを見て現実逃避していました
万事休す!?救世主、現る?
そんな方法をやりながら約1時間
約5kmほど進んだところで、後ろから声が聞こえました
はっと後ろを振り返ると、ロードレースに出るようなガチの格好したおじさんが声をかけてくれている
そうなんか!ちょっと見してみ
もしかしたら直せるかもしれんから
なんということだ!ここで直すことができれば生きて帰れることは保証される!
おじさんは、わざわざ止まってくれて、一緒にチャリンコを調べてくれました
話を聞くと、このおじさんも昔はよくパンクして助けてもらっていたらしい
本当に旅って普段交流がない人とかと話したり、助けあったりするところがとても魅力的だと感じたね
しかし、僕のチャリンコは後輪が外れないような仕様になっているため、パンクした穴を見つけることが困難らしい
空気を入れて音を聞いてみるも難しいという・・・
ということでパンク自体を修理することはできませんでした
そんなことを思っているとき、おじさんがパンクしたことについて聞いてきた
もしかしたら5kmくらい走れるかもしれん
こう言っておじさんはチャリンコの空気を破裂するじゃ!?ってくらい入れてくれました
また、おじさんはよく江田島でサイクリングをするらしく、 このまま道を進むと急な坂道になるから、手前で左に入って旧道を抜けたほうがいいという情報までくれました
こんなアドバイスまでくれるなんて・・・
そして何度もお礼を言い別れを告げました
日常生活でここまで感謝の気持ちを心から言えることはなかなかないですね
それくらい人の暖かさを感じれた出来事でした
再びサイクリング開始!のはずが・・・
とにかく空気があるうちに走って距離をかせいでおかなければ!と感じ、激チャしました
おじさんは5kmくらいはもつんじゃないかな?と言ってくれていたのですが、できるだけこの距離を伸ばしておきたい
そうして走っていると目の前には大きな坂道が現れました
そしておじさんの言った通り、左には抜け道らしきものがある
知らなけれがただ苦労しながら登っていただろう
再びおじさんへ感謝しながら、旧道を走りました。その時・・・
ガタガタガタガタと嫌な感覚が・・・
後輪をみると、再び空気が抜けていました
なんと5kmどころか1km程度しかもたなかったのです
やはりサイクリングはここまでか・・・
しかし1kmと短い距離だったが、歩くよりも何倍かは早いので、空気を入れて行けるところまで自転車に乗るという方法をなんども繰り返すことで呉までなんとかたどり着こうと考えました
空気を入れるのもかなり力がいるし、自転車に乗れる時間も限られているため激チャしなければいけません
体力の消耗を感じながら、この方法を繰り返すことで呉までたどり着くことにしました
まとめ:ハプニングこそ醍醐味
パンクしたからこそ感じること、学ぶことができたんですよね
・知らない人との交流が生まれた
・人の温かさを感じることができた
・工夫次第で、何とかなることを学んだ
そして1年以上経った今でも、記憶に残っているのはハプニングのことばかりですし、その時の経験があったからこそ一人旅をするようになったのです
下調べや計画をしっかりすることも大切ですが、無計画でいくのも意外と楽しいと思いますよ