
どうも、まさです
今僕は、AIとBIはいかに人間を変えるのか?という本を読んでいます
BIってのはベーシックインカムのことなんですが、
そのなかでBIを実現するには、
・官僚の抵抗
・働かざる者食うべからずという社会通念
という合理的でない2つの問題があるということがあったので意見を述べていきたいと思いますね
1.官僚の抵抗
今の日本では年金や社会保険などの管理は公務員がやっています
その数は、
国家公務員+地方公務員=340万人
純行政組織の公営法人を合わせると540万人
だそうです
もしBIが実現してしまったら・・・
社会保障制度がなくなってしまう=公務員の大幅削減となってしまうわけです
こうなってしまうと現在の公務員の人たちは仕事がなくなるので、BIには賛成しない
そういった理由でBIの実現ができないというのが著者の波頭亮さんの意見です
その理由として、
そもそも現行の社会保障制度、社会福祉制度が複雑になっているのも、自分たちの仕事と裁量の範囲を広げたいという意図が絡んでいる
行政は社会保障制度などをわざと複雑に作ることで、自分たちの仕事を守っている
それゆえ、国民全員に一定額を配布するというシンプルなBIは抵抗される
ということなんですね
しかも実際にシンプルな方法でできるにもかかわらず、実現しない、もしくは実現してもすぐ廃止しているという過去の例があるみたいです
・15歳以下の子供一人当たり13000円を給付する子供手当は2年で廃止された
・財務省、総務省、厚労省を統合して歳入庁にまとめるという案はまったく実現しない
ん~これは確かに難しい問題ですね
そもそもシンプルにできるものをさわと複雑するってことは無駄な仕事なんだよね!
必要のない仕事をして何が楽しいんだろうか?とも思ってしまうけど、
まぁそういう人ってのは何も考えてないし、お金が毎月入ってくればいいんだろうね
そういう人たちにBIで日本がよくなる可能性があるよ!やろうよ!って言っても
自分たちのことしか考えてないから、仕事無くなってもらえるお金も減るならヤダヤダ!ってなるんだろう
他に就職先見つけるか!って言って他に就職できるほど、個人スキルも持ってないんだろうし
正直、それは自業自得なんだけどよ~
ここに対抗できる勢力を作るって言ってたらいつになるかわからんしな
将来なりたい職業ランキングTop10に公務員が入るような世の中では無理だろうなぁ
小中学生「将来の職業」人気ランキング 男女の1位は – ITmedia ビジネスオンライン
2.働かざるもの、食うべからずの社会通念
働かない人は食べ物を食べてはいけないという昔からの言い伝え
この考えがあるとBI自体が受け入れられない
「働かざる者食うべからず」という考え方は日本固有の表現ではなく新約聖書からきてるということは、結構重要な事実だと思う
— ブン (@mumpoyung) 2018年11月20日
ということは資本主義社会になったここ200年という短い期間でできた考えではないってことか
これはめちゃくちゃ根が深そうですね
2000年近く植え付けられた考え方をどうすれば変えることができるのか?ってことなんだけど、
でもそもそも年金暮らしの人って働いてなくね?
もちろん若いころに払ったからいいんだよ!っていう意見もあるだろうけど、
確実に払った量より多くもらってる人もいるでしょ?
それって不労所得だよね
BIでもらうっていうのと同じじゃん!
だとしたら老人に投資するのか?若い人に投資するのか?という2択になるけど、
僕ならもちろん若い人に投資するね
日本という国がここ何十年かで経済発展できていないのは、若者への投資をせずに、老人に投資をしてきたからってのは事実なんだし!
別に老人をディスってるってわけでもないんだけど、やっぱり可能性という意味では若者には勝てないでしょうよ
あと、これって結局、見せ方の問題なんじゃないかな?って気がする
普通に何も働いてなくてお金もらうのはおかしい!ってことは言うのに
働いて払っていたけど、それ以上もらうのはおかしい!っては言わないんだよね
だったら多少なりとも貢献している感を出せる仕組みにしてしまえばいいんじゃないかな?
具体的には思いつかんけど(笑)
おわりに
ということで、BI実現には壁がたくさんありますね
合理的な問題に関しては、数字で納得させることができるけど、人の思想を急に変えるってことは難しいな
ちなみに合理的な問題ってのはこういう問題
・配るお金はどうするの?
・働かない人がでてくるんじゃないの?
ほんとに首が回らなくなってからでは遅いから、さっさと気づいてほしいものですね
ってことで、じゃあの~